夕べの夢(ふりかけ一年分)


知人から、ふりかけ一年分をもらった。

 

小袋に入ったふりかけが、365個入っている。

味は、カタツムリ風味。

 

「わぁ~、こんなに珍しい物いただいていいのぉ~?」



感謝しながら…

ふりかけをかけてご飯を食べるも、あまりに独特なカタツムリ味。

 

 「うぅ~!!!」

ふりかけの強烈な風味が、まっさらなご飯の味をかき消す。

 

ご飯がおいしくないと…

口に運ぶおかずも、おいしいと思えない。




同じ日…

別の知人から、また同じふりかけをいただく。

 


またまた同じ日…

別な知人から、同じふりかけをいただく。



「うぅ~。」

 

せっかくいただいた物を無駄にするわけにはいかない。

かと言って…

おススメできない味を、人におすそわけもできない。

 

「こんな時、どうしたらいいの???」

ご飯を、口にかきこみながら考える私。

 

 

「どうする?」

「どうする?」

「どうする?」

 

散々考えても答えが出ない私は…

毎日三食、ふりかけのご飯を食べる日が続く。

 

 

 

 

 

 

「断り上手になる」

 

夢は、そう教えてくれた。

 

 

 

ありがとう。